スタッフ紹介

訪問マッサージを始めたきっかけを教えてください

当院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
院長の中村　佳祐です。

私が訪問マッサージを開業するに至ったきっかけは祖母にあります。祖母は私が中学二年生の時に認知症を患いました。認知症を患ってから大好きな祖母が別人のようになってしまい、どのように関わっていいか分からずに、会話もろくに出来ませんでした。

そのまま社会人になり祖母と会う機会も少なくなってきた中、最期のお別れの時がきました。急いで病院にいる祖母の元へ向かい、ベットに横たわる祖母の手を握りしめた時に涙が止まりませんでした。

今までどこか恥ずかしくて向き合えずにいた自分が、祖母が認知症を患ってから初めて向き合う事ができました。今までの感謝の気持ちを伝える事ができました。

そのような経験があり生前何もしてあげられなかった後悔から、シニアの方々のお役に立てる仕事がしたいという想いで前職の鍼灸整骨院で訪問マッサージ事業の立ち上げを行い、開業するに至りました。

実際に往診に出てみて、動けなくなることが、身体を弱らせるだけでなく、心も弱らせるんだと痛感しました。

若い人からすると、スーパーに買い物に行くのも、友達の家に行くのも、料理や掃除をするのも、旅行に行くのも、当たり前のように出来ますが、動けなくなるとそういった事も出来なくなります。

当然のことながら、人との繋がりも減っていきます。

当院では、施術を通して、関わりを通して、少しでも出来る事を増やして、患者様の喜び・生きがいを増やしていく。
『シニアの方々の孤独や不安』を解決し、最期を迎える時に『人生最高だった！』と思って頂けるようなサポートをしていくことが理念です。

はじめてのところは色々な不安があると思いますが、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

あなたのご来院を心よりお待ちしております。